こだわり
手捌きにこだわった鯖干物
新鮮な鯖を選りすぐり、1枚1枚丁寧に手作業でさばいております。
機械を使えば簡単ですが、背骨周りが削られてしまい、身が崩れやすく、旨みも失われてしまいます。手間がかかっても丁寧に手捌きすることで真ん中の骨だけが残り、美しく食べやすい形になります。
手捌きすると身に点々と骨の髄が残され、これが旨みのもととなります。漬け込む汁に旨味が染み出るとともに、漬け込んだ鯖に吸収されるので、より美味しい干物に仕上げることが可能です。
ご飯のおかずやお弁当やお料理に活用できます。贈り物としてもぜひご利用ください。
50年以上継ぎ足し。鯖の旨みが溶け込んだつけ汁
当店の鯖干物は、塩を振って干すのではなく、オリジナルのつけ汁に漬け込んで干すスタイルです。つけ汁は50年以上にわたり継ぎ足されてきた伝統の味で、鯖の旨みがたっぷりと溶け込んでいます。長年にわたって大切に伝承してきたつけ汁は、発酵し、乳酸菌や酵母菌などが自然発生して、より旨みや風味を増しております。
また、つけ汁というとしょっぱいイメージをされるかと思いますが、熟成された当店のつけ汁はまろやかな塩味で鯖が塩辛くなりません。
オリジナルのつけ汁に漬け込むことで、鯖に旨みを与えてくれるだけでなく、身をふっくら柔らかくなるのが鯖干物の魅力です。ほかにはない旨みと身のふっくら感が楽しめますので、ぜひお取り寄せにてご賞味ください。
ふっくらとした触感を残す干し方
干物は天日干しすることで、イノシン酸などの旨み成分を増やし、旨みをアップすることができます。
干す時間が長くなれば、その分水分が蒸発して身が縮み、食感が硬くなってしまいます。当店では食感を楽しんでいただくため、干し時間はわずか20分。干物は、あらかじめ旨みたっぷりのつけ汁に漬け込んでおりますので、旨みは十分染み込んでいますので、天日干しをして旨みを高める必要がないのです。
その分、ふっくらとした食感の良さとジューシーさ、濃厚な旨みを楽しんでいただけます。そのまま食べても美味しいですし、さまざまな料理にも活用できますので、ぜひお試しください。